開発の仕事は、必ずしも簡単なものではありません。開発中にトラブルが発生し、システムエンジニアはその解決に苦労させられることもあるためです。
仕事の苦労が多いため、辞めたいと考える場面も多々あるかもしれません。しかし、一時の感情に流されて仕事を辞めてしまうのはもったいないことです。
仕事を続けていれば、良いことが待っているかもしれません。
辛いなかでもエンジニアが仕事を続けていくには、目標を立てると良いでしょう。
とりあえず今年や来年まではどんなことがあっても仕事を続けるという目標を掲げれば、仕事は続けられるはずです。たとえ難しい仕事で苦労し辞めたいと考えるようになっても、目標があれば、それを達成するまで頑張り続けることができるでしょう。
辛い労働環境の中でも仕事を続けているエンジニアの多くは、それぞれが独自の目標を立てています。例えば貯金がいくらまで貯まれば次の仕事を探したり、あるいは開発プロジェクトがひと段落つけば新しい職場を探したりといった目標設定の方法もあります。
ただし、目標の設定は、実現可能な範囲で設定するのが望ましいでしょう。初めから実現不可能な目的を設定したとしても、得られる効果は少ないためです。
実現できる可能性があり、仕事への意欲を引き出せる目標が設定できれば、仕事のモチベーションアップの効果が上がります。目標の設定が上手なシステムエンジニアは、仕事の辛い状況に直面して多少は辞めたいと考えることはあっても、目標を心の支えにしてどうにか困難を乗り越えることができるでしょう。